ストーカー月亭可朝、謝罪会見で“行為”激白

元交際相手の女性にストーカー行為を繰り返したとして逮捕された上方落語家、月亭可朝（７０）が２８日午後、大阪市内で会見を開き、「女性を傷つけたことは、ごめんなさい」と謝罪した。

ストーカー規制法違反罪で大阪簡裁から罰金３０万円の略式命令を受け、釈放された後、初めて公の場に姿を見せた可朝。
この日は、トレードマークのちょびひげとカンカン帽、紺色シャツ姿－という芸人らしい姿で現れ、

「ええ歳してヨメはん以外の女性を好きになってしまいました」

と５０代の元交際相手について説明した。

「７年間おつきあいさせていただきました。不倫という言葉はあんまり好きやないんですけど、そういうかたちでひっついたり離れたりしていた」

逮捕前、女性のマンション前で朝まで張り込みし、朝帰りの現場を確認するという“ストーカー行為”をしていたことも告白。

「そのことが原因で女性と大げんかになり、電話などで行き過ぎたことを言ってしまった」

という。

今後については

「死ぬまで芸人。芸についてはこれからも勉強させていただきたい」

と落語の高座などを今後も続けるつもりであることをを明らかにした。

可朝は今月４日から５日にかけて、かつて交際していた女性に「よりを戻してくれ」などと復縁を迫る電話を１３回かけたり、女性の職場に女性を中傷するわいせつな文面などを書きつづった手紙やはがきを送ったとして１２日、大阪府警にストーカー規制違反容疑で逮捕された。

所属事務所では

「心臓に持病があり、１０日間の拘留により、肉体的、精神的にも相当疲労している」

として、可朝を釈放後いったん休養させ、謝罪会見を開いた。