Ｖ６岡田准一＆麻生久美子ラブラブ「お隣愛」

Ｖ６の岡田准一（２７）が、麻生久美子（３０）と「お隣愛」！？

来夏公開の映画「おと・な・り」（熊澤尚人監督）で２人が初共演し、アパートの隣同士に住む３０歳の男女のラブストーリーを描くことになった。
岡田の出演映画は区切りの１０作目。恋や仕事に悩む等身大の役どころを演じる。

甘いマスクで女性をとりこにする岡田。しかし、これまで挑戦したラブストーリーは意外にも、２０歳年上の女性と不倫の恋に落ちる青年を演じた映画「東京タワー」（０５年）だけ。
映画、テレビを通じて、さわやかな恋愛劇はほとんど経験がない。

今回の作品では、岡田の自然な恋愛模様が楽しめそうで、本人も「３０歳の男女が見せる等身大の大人な恋愛を見せられれば」と抱負。

「３０代を迎える人たちが生き方を探す物語。今こういう役が、自分にできることを幸せに思います」

としている。

演じるのは、プロカメラマン野島聡。フラワーデザイナーを目指し花屋でアルバイトする、隣人の登川七緒（麻生）とは顔を合わせたことがなかったが、壁ひとつ向こうから聞こえてくる生活の音などを通じ、互いに気になる存在になっていく。
タイトルには「お隣」と「音鳴り」の意味が込められている。

岡田はプライベートでも常にカメラを持ち歩くほどで、ピッタリの役どころ。一方、麻生も母親がフラワーショップで働いており、花とは縁がある。現在、フラワーアレンジメントを勉強し、役作りに励んでおり

「この作品は“音”がテーマのひとつになっているので、普段は意識しないような“音”に聞き入って撮影までの時間を過ごしたい。とにかく今は撮影が楽しみ」

と張り切っている。

　製作スタッフは

「２人とも年齢など役との共通点が多く、役者として進境著しい」

と起用理由を説明している。