ギャラ吊り上げで北島康介の“捕獲作戦”

競泳平泳ぎで２冠２連覇の快挙を達成した北島康介（２５）の帰国を、手ぐすね引いて待っているのはテレビ局だろう。

北島は国民栄誉賞を受賞するのも確実で、引退して転身する可能性もあるから、ノドから手が出るほど欲しい最高のタレント。
それだけに各局が早くも熾烈な争奪戦を展開している。

「すでに報道からワイドショーまでＴＶマンは北島の“捕獲作戦”に動いています。通常なら１回の出演について１００万円程度は用意しますが、すでにギャラを吊り上げる覚悟で動いている番組もあります。２００万円、さらに３００万円なんて札びら作戦に出るところも出てくるでしょう」
（民放関係者）

テレビ局は帰国後の北島フィーバーだけを考えているわけではない。
長期的に確保して情報番組などのキャスターやコメンテーターとしても起用したいと考えている。
もっとも、当の北島はタレント志向といわれ、テレビ局のバラエティー班も動く構えを見せているというから、競争はますます激烈になる。

アテネ五輪後はＣＭのギャラが１本７０００万円といわれたが、北京後は１億円を超えそう。
北島は仕事も金も一挙に手にすることになる。