楠城華子は現場付近で握手会…アキバ系アイドル気丈

水着撮影会やコスプレ系イベント、インディーズライブなど、サブカルチャーの聖地でもある秋葉原で起こった大惨事。
芸能界にもショックが広がった。

東大法学部卒の女優、楠城華子（２８）は、現場から約１０メートルの至近距離にあるソフマップ音楽ＣＤ館で８日午後５時から、ＤＶＤ発売を記念した握手会を開いた。

イベント会場は楽屋から、事件後、数時間たっても騒然とした現場が見えたという。安全を確認した上で開かれたイベントでは冒頭、楠城が「状況がよく分からないので…」と事件に関するコメントを控えたが、大勢のファンでにぎわった。

その後、報道陣から事件のあらましを聞いた上で楠城は、今回の事件を含めた若者の風潮をこう語った。

「嫌なことがあったり、人を憎んだり、死にたいと考えたりすることは人間だからあるでしょう。でも、（殺人などの）実行に移しては絶対にいけない。それが判断できる精神力をつけなければ、事態は解決しません。今は強い若者を育てることが大切なんです」

秋葉原については

「歩行者天国をなくすことは簡単ですが、廃止をしても根本的な解決にはなりません。なくさないでほしい。今の秋葉原は日本を象徴する世界の観光スポットであり、情報を発信する大切な場。ファンにとっても私たちにとっても大事です。だからこそ、こうした事件が起きたのは残念でなりません」

と話した。

楠城華子『華びらの雫』