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 覚せい剤取締法違反(所持)で逮捕されたタレント酒井法子容疑者(38)が、所属事務所のサンミュージックを解雇されることが決定的になった。

 9日、都内で相沢正久社長(60)が会見し、警察の取り調べや、起訴や判決などを踏まえて検討するとした。
しかし、14歳からの酒井容疑者を知っている同社長は「更生させたい。救ってやりたい」と話した。

 24年前、「ミスヘアコロン・イメージガール・コンテスト」のオーディションに落ちた14歳の酒井容疑者に、サンミュージックが声を掛けたところから、同容疑者の芸能生活が始まった。
このまま落とすには惜しいと判断した同社が主催者と相談し、特別賞を作って酒井容疑者に贈呈、デビュープロジェクトを立ち上げた。
相沢秀禎会長(当時社長)が、福岡から上京した酒井容疑者を自宅に下宿させて、面倒をみた。この日会見した同会長の息子、相沢社長も、酒井を娘のような気持ちで見てきた。

 トップアイドルになり、女優としても活躍、海外にまで場を広げたことで、酒井容疑者は事務所に多大な貢献をした。
サンミュージックにとっても、酒井容疑者との出会いが運命的なこともあって、特別な思い入れを持っている。

 しかし、覚せい剤取締法違反での逮捕はあまりにも衝撃が大きい。
相沢社長は
「取り調べの推移を見て、起訴、判決でそういうこと(有罪)になれば、解雇の判断もしなきゃいけない。処分するのは当然ですし、彼女も分かってくれると思います。つらいです」
と、苦渋の判断を下す決意を固めている。
相沢会長も
「けじめをつけなきゃいけないと思っています」
と話しており、取り調べや司法判断などのタイミングをみて、解雇は決定的だ。

 それでも、酒井容疑者への思いは深い。
相沢社長は「個人としては、更正してほしい。人生が終わるわけじゃない。
芸能界を辞めたとしても、社会人としてお母さんとして更正してほしい。
少しでも力になりたい。救ってやりたい」と話した。

 逮捕されたタレントに「救ってやりたい」と声を掛けたことには「甘い」という声も上がる。
しかし、家族的で情深く、とことん親身になって考えるのが同社の特徴。
批判は想定していたが、救いの手をさしのべるのは必然でもあった。

 一方で、酒井容疑者は失跡中に1度も事務所に連絡を入れていなかった。
体調を崩し、病院で点滴を受けながら連絡を待っていた相沢社長は
「残念です。そんな仲じゃないだろっ!」
と、語気を強めた。
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